母ちゃんは笑え!

四十路の私、長女(悪魔の4歳)、次女(1歳・ダウン症&心疾患もち)、ときどき夫による息切れな日々

義父のお話

こんにちは、ハルキゲニアです。


今回は夫の父親、

義父について書こうと思います。



我が家は夫と私と娘の3人暮らしです。

私の実家は長崎で、

夫の実家は我が家と同じ市内にあります。



義母は夫が高校生の時に亡くなりました。

義父は家事など全くできない人で、

まだ小学生だった弟のために

夫が家事全般を引き受けていたそうです。



まわりの友達が学校帰りに遊びに行くなか、

晩ごはんを作るために

帰宅しなければならなかった夫は、

そんな生活に嫌気がさして

高校卒業と同時に、

当時の彼女の家に転がり込むかたちで

家を出たそうです。



就職し、私と出会ったときは、

職場の仮眠室に寝泊まりしていました。

そして私と付き合い始めると、

独り暮らしの私の家に転がり込んできました。

15年以上前のことです。



その頃、夫の実家には義父と義弟が

2人で住んでいました。

時々立ち寄ることがあった夫の実家は

男所帯らしくかなり散らかっていました。



10年前、糖尿病の影響で、

心臓の血管が詰まりかけていたらしく、

義父が手術をすることになりました。

入院中、夫といっしょに身の回りの世話と

家のそうじをしました。

結婚前のことです。



家は相当に荒れていました。

リビングの床は新聞紙で埋まっていて、

水回りは水垢とカビだらけ。

廊下の床はベコッとへこんだりして、

シロアリの気配を感じました。



よくこんなところに住めるなという状態でした。

埃をかぶった義母の仏壇を見て、

気の毒だなと思ったのを覚えています。



そして6年前、夫と私が結婚すると同時に、

義弟が実家を出て、東京で就職しました。



もともと折り合いの悪い夫と義父は、

あまり頻繁に会うことがなく、

2年前に娘が産まれてからも、

一月に一度会うかどうか、という関係でした。



義父は、決して悪い人ではないのですが、

かなりの頑固者の変わり者なので、

私もあまり積極的に会おうとは思えず、

ついつい距離を置いてしまっていました。



先日、そんな義父が、

家で倒れているところをご近所さんに発見され、

救急車で運ばれました。



さて、今回はここまで。

最後までお付き合いいただき、

ありがとうございます。