母ちゃんは笑え!

四十路の私、長女(悪魔の4歳)、次女(1歳・ダウン症&心疾患もち)、ときどき夫による息切れな日々

2021-01-01から1年間の記事一覧

「ママの声で目を開けた」~ダウン症がわかるまで⑤~

妊娠38週。いよいよ帝王切開のため入院。コロナの影響で長女とは面会禁止。夫との面会も最低限に制限されていた。夜に一人で寝るのは長女が産まれてから初めてのことだった。 翌日は私も命がけ。食事が許される最後の時間にハーゲンダッツを食べて気合いを入…

「できることはありません」~ダウン症がわかるまで④~

心疾患が見つかった次女の出産のため、妊娠34週で転院。 転院先での検査後、次女の病状とダウン症の可能性について医師から聞かされ、夫が泣き出した。 看護師さんが泣いている夫に気づき、個室に案内される。 心疾患がわかってからも「手術すれば治る」と楽…

「確率は50%です」~ダウン症がわかるまで③~

次女の心疾患が分かり、大きな病院へ転院が決まった日、夫に次女はダウン症かもしれないと私の考えを話した。夫は「そんなことないやろ」と否定的だった。 いっしょに医師からの説明を聞いたはずなのに、受け止め方の違いに驚く。 次女の心臓に影があると言…

「ここでは治療できない」~ダウン症がわかるまで②~

待ちに待った心エコーの日。それまで一度も付き添ったことのない夫が「オレも行く」と言い出した。 夫とは心疾患の話はしていたけれど、ダウン症かもしれないとは伝えていなかった。 「心臓は手術すれば治る」と楽観的なことを言う夫に、治らないダウン症の…

「心臓に影が」~ダウン症がわかるまで①

妊娠30週を過ぎたある日の妊婦健診。年齢的に最後の妊娠だろうし、記念に撮っとくかと、気楽な気持ちで受けた3Dエコーで、若い女医さんはやけに念入りに次女の心臓を見ていた。女医さんは担当医とは別の方で、淡々としていて話しにくい印象だった。せっか…

人生は「まさか」の連続

こんにちは。ハルキゲニアです。 先日、第二子(女の子)を出産しました。この子がね、なんとね、ダウン症。そして心疾患があって、早期の手術が必要なんです。 今となっては割りと受け入れているのですが、この心境にたどり着くまでは少々時間がかかりました…