母ちゃんは笑え!

四十路の私、長女(悪魔の4歳)、次女(1歳・ダウン症&心疾患もち)、ときどき夫による息切れな日々

「平成くん、さようなら」

こんにちは、ハルキゲニアです📕


「平成くん、さようなら」を読みました。

最近テレビでよく見かける、

社会学者の古市憲寿さんが書いた本で、

芥川賞の候補になった作品です。



平成くん、さようなら



<あらすじ>

平成が終わる前の日本が舞台。

現実と違うのは安楽死が合法化されていること。

平成が始まる年に生まれた平成(ひとなり)くんに

平成が終わるタイミングで安楽死しようと思うと

打ち明けられた恋人の愛。

合理的な思考の平成くんに、大切な人を失いたくな

いという愛の気持ちはなかなか伝わらない。

愛は平成くんを止めることができるのか…?<感想>

田舎の四十路のオバチャンには、

「都会の若者はこんなシャレた生活してんのか」と

ついていけなさを感じる点もたくさんあります。

でも根底にある、大切な人を失いたくない

という主人公の気持ちは痛いほどわかります。

平成くんにはその気持ちがなかなか伝わらず、

なんとももどかしい気持ちにさせられます。

平成くんが、わかりにくいけど優しくて、

可愛いげのあるャラクターなので、

主人公といっしょに平成くんを失いたくないと

感情移入して読みました。

全体的に切ない気持ちにさせられる作品です。



さて、今日はここまで👐

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村