母ちゃんは笑え!

四十路の私、長女(悪魔の4歳)、次女(1歳・ダウン症&心疾患もち)、ときどき夫による息切れな日々

先月のオススメ本(2018.11)

ハルキゲニアです🤗
今回は本について書きたいと思います。

先月読んだ本のなかから、
オススメしたい本を2冊ご紹介します。

1️⃣『依存姫』菜採ひかる


依存姫


何かに依存し、そのために体を売る女性のお話。
4つの短編で構成されています。

4人に共通しているのは、
「必要とされたい」という強い気持ち。

誰でも持っている気持ちだと思いますが、
何かに病的に依存する人っていうのは、
その気持ちが人一倍強いんじゃないでしょうか。

読んだ後、なーんかモヤモヤする🌀
でも読まずにはいられない。
そんな考えさせられる一冊です。

作者の菜採ひかるさん自身、風俗で働き、
何かに依存しながら生き、29歳の若さで亡くなっています。

作品のあとがきを読むと、本作は作者が自身の経験も踏まえて、命を削るようにして書いた作品だとわかります。

2️⃣『検察側の罪人雫井脩介

検察側の罪人

キムタクと嵐の二宮くんのダブル主演で映画化された作品です。
映画はあんまり見ないんですが、映画のCMを見て原作が読みたくなりました。

犯人が逮捕されないまま時効を迎えた殺人事件を巡って、法で裁かれなかった犯人を法を歪めて裁こうとするベテラン検事のキムタク。
そんなキムタクの行動に振り回され、何かがおかしいと気づき始める新人検事の二宮くん。

本当の正義とは何なのか?

こちらも読んだ後、なーんかモヤモヤする🌀
そんな一冊です。

さて、今日はここまで👐
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!